赤ちゃんに水はいつからあげたら良いのでしょう?

赤ちゃんが生後3〜4ヶ月で母乳が主体であれば、水を与える必要はあまりないといわれておりますが、夏場は脱水症状になるのを防ぐために水を与えたいと思う場面が増えてくると思います。脱水症状は、体が必要とするだけの水がなくなり、さまざまな機能が正常に働かなくなる状態で、赤ちゃんは特に水分が必要にもかかわらず言葉で訴えることができませんので、脱水症状になりやすいと言えます。初期の脱水症状は、「唇や口の中が乾く」「おしっこの量や回数が減る」「皮膚がかさついてくる」「不機嫌になり、泣き声に張りがなくなる」「呼吸が荒くなる」などの兆候が目安になります。

 

暑さだけに限らず、大量の汗をかいているのを気づかずにいて夏風邪をひいたりすると、発熱・下痢・嘔吐などの症状がでてきて、ますます脱水症状は進行します。赤ちゃんに水はいつから与えたらよいのかという質問がWeb上でも時々みかけますが、何ヶ月目からなどとあまり機械的に考えない方が良いと思います。成人の体は60%程度が水分で構成されていると言われておりますが、赤ちゃんの場合はそれよりもはるかに多く、新生児で約80%、生後3ヶ月では約70%、1歳になってやや成人に近い65%程度になるといわれております。つまり、新生児ほど母乳やミルクなど何らかの形で水分補給をしてあげることが必要ということです。

 

大家族の時代は、赤ちゃんがいると必ず「白湯(水を沸騰させたもの)」あるいは「湯冷まし(白湯を冷ましたもの)」が用意されていて、いつでも与えられるようにしていたご家庭が多かったですが、近年は「白湯(さゆ)」や「湯冷まし」という言葉を知らないご家庭が増えているようですので、赤ちゃん用の飲料水はピュアウォーターなどが使われているようです。

 

水は人間が生きていく上で不可欠の物質であり、特に赤ちゃんは成人以上に水分補給が必要ですので、安全性が確保された水であれば、2〜3ヶ月の新生児でも湯上りのときなどに与えてやると水を飲むことに慣れて、水が不足した状態になりやすい外出時などに困惑せずに済みます。